ここでは、着物を長持ちさせるコツをお話します。 こういうことをきちんと続けると、お気に入りの着物を長く楽しむことができます。ぜひ、お試しください。
また、着物買い取り評価も高くなるというちょっとしたご褒美もありますよ。
振袖や留袖の上等な着物は「夜着たたみ」にしましょう。
まず、着物は脱いだら吊るします。たたむのは、ぬくもりが取れてからです。
「夜着たたみ」は、紋や柄の部分に和紙を置いて保護します。折りたたむ部分には和紙をくるくる巻いて心棒にしてはさみ、折りじわをつくらないようにします。本当は二つ折が望ましいのですが、タンスのサイズに合わせて三つ折にしても構いません。
「夜着たたみ」
★ タンスにしまっておく間に、ホックから錆が出て、胴裏に錆後がついていた!!
金属のホック部には、薄いあて布をつけておくと、こんなことを防げますよ。
★ 着物の金箔がくっついてはなれない!!
長い間、タンスの中で眠らせておくと、ほとんどのケースがくっつき大変なことに。
これらを防ぐためにも、まめに、空気を入れ替え(虫干し)しましょうね。
虫干しする際は、1~2日程度が理想的。
ただ、「面倒~」と言って長く着物をつっておくと裏地の裾部がたるむことにもなりますのでご注意ください。