2月3日は節分、今年の恵方は東北東だそうです。
その直お隣東北は「鬼門」ですよね。
鬼門といえば出入りを避け、常に掃き清めて
災厄の入ってくるのを避けるところ。
その近所が恵方というのも何か不況の年の因縁を感じます。
厳しい経済状況にじっと耐え忍び福のやってくるのを待ちましょう!
2月4日の立春を過ぎれば着物のお洒落も少し春めかせて、
気持ちも春を待つ明るさを表したいものですね。
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さて本日は大変すばらしい本を見つけましたので、ご紹介したいと思います。
「文士のきもの」 近藤富枝著 河出書房新社刊
明治、大正、昭和の文豪が作品の中で取り上げたきもの風俗や、
本人の好んだきものの装いなどを作者が御自分の歴史を交えながら
大変リアルに解説したアンティークきものの教科書に仕上がっています。
夏目漱石の「虞美人草」が大人気で、三越で「虞美人草浴衣」が飛ぶような売れ行きだったとか、
樋口一葉が貧しさの果て金策に着て出る着物もなくつぎはぎを羽織で隠して
冷や汗をかきながら外出したとか、
吉屋信子の渡仏記念のパーティーに浴衣がけで裸足で現れた宇野千代の浴衣は
実は贅沢な縮緬浴衣だったとか・・・
またさまざまな古典名作の中に現れる優雅で気品あふれる、現代ではもう再現することのできない
贅沢な衣装の数々。
そして市井の人々の普段の着物姿などが的確な選択で紹介されているのも、
きもの好きの方がターゲットを絞って読書をすることのできるすばらしい指標に成っています。
アンティークきものに興味のある方なら、ぜひ手にとってごらんいただきたいと思います。
そして、紹介されている小説を読んだり、鏑木清方や高畠華宵といった画家の作品に触れるのも
あなたのアンティークの世界を大きく膨らませてくれると思います。
河出書房新社HP
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http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309018911
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