早いもので今年ももうあと残すところ一月となりました。
今年はここ数年にない冬らしい冬になりそうとの事、
皆様方にはいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
12月を古い呼び名で「師走(しわす)」といいますが、
いつもはゆっくりと鷹揚に振舞っているお坊さんまで
あまりの忙しさに駆け出す、というようなところから来ているようです。
お坊さんだって駆け出すのですから、私たちの忙しいことといったらありません。
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12月13日は昔から「煤払い」の日になっていました。
商家などではその日はみんな総出で大掃除を執り行い、
終わるとご主人から「くじら汁」などが振舞われました。
大掃除が終わると皆でご主人を胴上げしたりしたようですよ。
意地悪だと落とされちゃったりしたのでしょうか??
吉原では花魁まで駆りだされての総出の大掃除だったようです。
さぞ華やかな大掃除だったのでしょうね。
掃除が終わると花魁は自分の定紋が染め抜かれた手拭を配りました。
(またもや物入りです^^;)
私たちも年末のお休みにあわててお掃除をするのではなく、
普段使わないところはこの辺りからはじめておくと
無理せずお掃除が終われそうですね。
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12月の14日は今でも語り継がれる赤穂浪士の仇討ちの日ですね。
この日は墨田区本所松坂町の旧吉良邸跡で「義士祭り」が執り行われます。
午前中は赤穂浪士を祭る「赤穂祭」、午後は吉良家を祭る「吉良祭」が行われます。
また、13,14の両日は地元繊維問屋街などが出品する「元禄市」も開かれますよ。
旧吉良邸跡はJR両国駅から回向院方面(国技館じゃない方)へ出て、
徒歩5分ほどです。
「忠臣蔵」ではすっかり悪人扱いの吉良のお殿様ですが、
実際は大変な名君であったという記録が残っています。
そんな側面からお祭りを訪ねてみるのも良いかもしれません。
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その他、お歳暮は中旬から25日ごろまでに送るといいようです。
生ものの場合はできるだけ年末近くに送りましょう。
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